はじめに
Plus Johnstonsです♡
お客様から「どうしてJohnstons(ジョンストンズ)のカシミヤは高いのですか?」「ファストファッションのカシミヤとどういう違いがありますか?」というご質問をいただきます。
今日は、安いカシミヤと高いカシミヤの違いについてお話したいと思います。
高いカシミヤと安いカシミヤのここが違う
等級の違い
カシミヤには等級があります。特級という一番高価なものは、希少で流通がとても少なくなっています。9等級は1番安価になります。
1等級の高価なカシミヤは、細さ14ミクロン前後・長さ34~38mm前後・混入率0.1%以下(柔らかい下毛以外の上毛が混入する率)ととても厳しい条件になっています。
高級なカシミヤは等級が高いものを、ファストファッションのカシミヤは等級が低いものを使用しています。
高級なカシミヤメーカーでは、仕入れたカシミヤをそのまま加工しているところもありますが、Johnstonsではカシミヤの選定から自社で行っています。
長さ・色・細さなどをJohnstonsの基準で厳選しているため、製品のクオリティが高くなっています。
染色からニッティングまで
ファストファッションのカシミヤは、工場で大量生産をするために化学薬品を使って処理をしていたり、機械任せで一気に染色をしたりと、カシミヤが傷んでしまうような工程で行ってるところもあります。
等級の低いカシミヤを化学薬品で処理をしたり、一気に染色してしまうと更に質が下がってしまいます。
等級が高いカシミヤでも、染色を雑にしてしまうとカシミヤが収縮したり傷んだりしてカシミヤの風合いが落ちます。
Johnstonsでは、染色を機械任せにせずに、熟練した染色技術を持つ職人が携わっています。
カシミヤを洗う時はスコットランドの軟水を使用し、染色後は空気にしっかりと触れさせて、繊維が固まらないようにしています。
Johnstonsでは紡績~ニッティングまで一貫して自社で行い、熟練した職人が携わることで、製品の完成までカシミヤの質を落とさないように細心の注意を払っています。
使っている量
編み目・織り目が詰まっていると、カシミヤをたくさん使用することになります。そうすると価格も高くなります。
低価格なものは等級の低いカシミヤを使い、更に編み目・織り目に隙間を多くして、カシミヤの使用量を減らしてコストカットをしています。
Johnstonsのカシミヤ大判ストールは、編み目・織り目がしっかりと詰まっていて、等級の高いカシミヤを350g以上も贅沢に使っています。
最後に
安いカシミヤと高いカシミヤの違いがおわかりいただけたでしょうか?
安いことにも高いことにも、きちんと理由がありますね。
当店のコンテンツにもJohnstonsのカシミヤや特徴、歴史など詳細を掲載していますので、よろしければ合わせてご覧ください♪
Johnstons of Elgin(ジョンストンズ オブ エルガン)の歴史
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